下の瓦のハイパーアームが上の瓦のアンダーロック部をがっちりと押さえ込むため従来の6倍ほどの耐風性能が発揮されます。台風時などの強風に威力を発揮するオリジナルな工夫です。また、社内に耐風性能検証のため引っ張り試験機を設け、定期的に試験を実施しております。
(財)建材試験センターの協力により、振動実験を実施。阪神大震災クラスの地震波においても、ハイパーアーム(つめ)が損傷することなく、震度7クラスの地震でも脱落しないことが証明されています。 2004年1月に実施した耐震性能試験では、より詳細な実証データが得られました。
自然素材である粘土と釉薬を高温(1130℃)で焼き締めた、表面がガラス質の被膜で覆われた陶器質の屋根材です。変色や変質が起こしにくく、時間が経過しても美しい外観を保つことができます。セメント系屋根材のように、表面が塗料による着色でないため、塗り替えの必要はありません。
三州で生産される平板瓦の平均的なウォーターチャンネル容量と比較して大幅に容量がアップしています。(タイプT50%、タイプU40%)愛知県三河窯業センターで行った漏水試験(圧力箱試験)においても、最も厳しい条件である降水量240mm/h、圧力1470Pa(風速49m/秒)で、全く問題にならない少量の瓦下の屋根への水滴付着といった結果になり、余裕の防水性能を実証しました。
ロック構造でありながら普通の施工方法と変わりなく施工が可能です。(働き長さの調節可能)7釘、クリップを使う耐風工法に比べて、施工性は大幅に向上しています。
「耐火性 耐水性」 雨や寒さに強く、火災にも優れた耐火性を発揮します。 良質の粘土を約1130℃もの高温で焼成する三州瓦は、 しっかり焼きしめられているため雨をはじき、長時間の豪雨でも雨漏りの心配がありません。 また、寒さにも 強く、寒冷地で起こりがちな瓦のひび割れや剥離などの凍害を防ぎます。 さらに優れた耐火性を備えた不燃材として、火災時の類焼も防ぎます。 「耐久性」 屋根材は、常に四季の気象・酸性雨・海岸付近の塩害などの厳しい条件にさらされています。 しかし、陶器瓦は、これらの条件にも耐えうる優れた屋根材です。 これは、以下の実験結果からも分かります。 また、自然素材である粘土と釉薬を高温で焼き閉めることによって、 変色や変質を起こしにくく、時間が経過しても美しい外観を保つことができる屋根材です。 「経済性」 高断熱で冷暖房効率がアップ。その上メンテナンスが不要でコストはダウン! 高い断熱性を備えている三州瓦は、冷暖房効率が高く、ランニングコストは少なくて済み経済的です。 しかもセメント系屋根材のように、表面が塗料による着色でないため、 半永久的に塗装が不要でメンテナンス費が削減できます。
石州で唯一、全国共通規格である53A型を生産する桃山瓦は、日本で最も硬い瓦と言われています。 地元産の良質な粘土を3年間ウェザーリングさせ、1200℃以上の高温で焼成しています。 その原料と歴史に裏打ちされた伝統技術により、 耐水性・耐寒性・耐久性に優れ、半永久的ともいえるのが石州桃山瓦です。 変化に富む日本の気候風土に耐え、多様化する建築文化の広がりに対応し、 日本の屋根を美しく飾り、守り、輝き続けています。 「堅牢性」 良質な粘土を使用、1200℃以上の高温で焼成しているので 堅牢性が高い瓦といえます。JIS規格では、屋根材の破壊強度は1,500N以上と定められていますが、石州瓦は2,644N以上の強さがあります。 「耐凍害性」 高温で焼成することにより、水分を含みにくい瓦になっています。凍害などの被害にも強い瓦です。 「耐塩害性」 原料の土に含まれる鉄成分が他に比べて低いこともあり、塩害を大幅にくいとめます。 海岸付近の地域の瓦として適していると言えます。
日本特有の変化の激しい気候、台風や地震などの自然災害に耐える「軽くて、強い」KMEW(クボタ松下電工)屋根材。 その軽さと強さは、主原料となるセメントに、けい砂、補強繊維を混合し、最先端のテクノロジーを導入した独自の製法によってつくられます。 KMEW屋根材の製法は、一般的な平形スレート屋根材の製法に比べ、成形時に供給する水分が非常に少ないうえ、オートクレーブ養生(高温高圧蒸気養生)という行程が加えられており、 基材の吸水率・含水率が極めて低いのが特長。 科学的に緻密に結合させているため、高密度で均一な構造を実現します。